後期流産の記録⑤ その後の経過と友人への報告
子宮内胎児死亡にて後期流産したときの記録です。
誘発分娩にて、普通の分娩と同じように陣痛に苦しみながら亡くなっている我が子を外の世界に送り出しました。
記録① ↓
後期流産の記録① 子宮内胎児死亡の発覚〜入院準備 - よりみち・まわりみち
記録② ↓
記録③ ↓
後期流産の記録③ 眠れない夜〜退院 - よりみち・まわりみち
記録④ ↓
入院〜火葬までのドタバタした一週間が終わったあとは、
手続きなど諸々のことを済ませたり、仕事のフォローをしたりしつつ、
家でごろごろしていました。
でも1〜2週間もするとごろごろするのも限界で、
外に出てカフェで勉強などする日々を過ごしていました。
また、死産してから10日後に検診があり、その時点では出血はかなり少なくなっており、
茶色いオリモノがでている感じでした。
結局、そのオリモノもその後5日くらいでなくなりました。
検診結果も問題なく、
「次の妊娠は2〜3回生理を見送ってからね」
と言われただけで終わりました。
非常にあっさりと、たった10日ほどで全て終わってしまいました。
検診が終わったあとは久しぶりに友達と会いました。
もう安定期に入るし…と思い、妊娠の報告をしていたこともあり、
流産したことも話しました。
親しい女友達はやはり妊娠・出産についての知識もそれなりにあるので
結構話が通じやすかったですが、
男友達はやっぱりいろいろわからないことが多いようで詳しく話しましたが…
みんなとても関心を持って話を聞いてくれました。
ネットを見れば情報は転がっていますが、
通常に出産された人や、まだ出産の経験がない人はわざわざ見るような体験談でもないですし、
普通にはなかなか聞きにくいことだからこそ、
友達はみんな関心を持って聞いてくれたように思います。
「聞きたくない話だな〜」と思われるのでは、なんて思っていましたが…
いろいろ質問してくれてとても嬉しかったです。
わたし個人の意見としては、
今回実際に経験して、流産の話はもっとされるべきだと思います。
知っていなければいけないことです。
今回お医者さんに、
先天的なものでの後期流産は1000人に1人くらいの確率と伺いましたが、
1000人いたら1人がなるんですよ。
そんなに珍しいことでしょうか?
もっとリスクを語られるべきだし、周りの人は知識だけでももっておくべきかと。
これはわたしが元々あまり知らなかったからこそ言えるんですけどね。
妊娠してから初期流産は10人に2人がなることも調べて知りましたし、
本当に知識がなかったんです。
もちろん話すことが辛い方は話す必要はないと思いますし、
聞きたくない方は聞かなくて良いと思いますが、
今回わたし自身は友達に経験談として話すことに対して嫌な気持ちはなかったですし、
聞いてくれた友達も嫌な顔せず興味を持って聞いてくれました。
まだ職場復帰していませんが、職場の方々にも聞かれたら普通に話したいなあと今は思っています。
(ただ、話せる場を持つことが難しいかと思いますが…^^;)
今、流産から一ヶ月が経ちましたが、
友達と話すことでだいぶ消化されて、精神的にもだいぶ安定したと感じています。
ただ、まだご迷惑をかけた職場の方々にはお会いしていないので
少し不安は残っていますが…
今回産後休暇で2ヶ月も休んでしまうので、どう思われているかというのは不安ですね。
でも今は、落ち着いた気持ちで生理がくるのを待っています。
早く来るといいなあ…