後期流産から次の妊娠まで

前のブログを更新してから、本当にいろいろなことがありました。

わたしが後期流産で第一子を分娩したのが2016年7月。

現在2017年4月なので約9ヶ月経ちましたが、入院した日のことはとても鮮明に覚えています。

本当はなるべくブログを更新して、自分の記録にもしたかったし、

同じ境遇の方々の参考になればと思っていたのですが、

2ヶ月間の産休後、仕事に復帰してから精神的に追い詰められていきました。

仕事を休職することも考えましたが、心理カウンセリングを利用したり、

流産直後は絶対にしたくないと考えていた、同じ境遇の方々との交流をしてみたり、

旦那と気が済むまで話し合ったり。。。

いろいろなことを経て今、やっとブログを書く気になりました。

 

復職後1ヶ月くらい

とにかく普通に振る舞うことで必死でした。

仕事が始まれば思い出すことも減ると思っていましたが、

2ヶ月も休んでいたのですぐに仕事量がいっぱいになることもなく、

職場で流産のことを思い出すこともとても多かったです。

「あんな濃厚な出来事があって…今ここでわたしは何をしているんだろう。。」

と、涙が出ることもありました。

 

復職後2ヶ月くらい

このくらいの時期から周囲の方たちもわたしに気を遣わなくなり、

気持ち的には楽になりましたし、仕事量も増えて流産のことを思い出すことも減っていました。

しかし、この頃から次の妊娠へ向けてがんばっていたのですが、

実らずにがっかりすると同時に、安心するような気持ちになっていました。

また流産するかもしれないし、そしたらまた職場で居づらい思いをするかもしれないし、

また仕事を休んだりすることになったら嫌な目で見られるかもしれないし…

という不安があったので、

妊娠しなかったことに安堵していたんです。

でも、妊娠できなかったことは純粋に悲しい。。

そんな相反する気持ちの間にいました。

 

復職後3〜4ヶ月

そんな整理がつかない気持ちの中、妊活は続けていました。

しかも、仕事はとても忙しい…

2回続けてリセットしてしまったのですが、

リセットする日に軽いパニックを起こすようになりました。

仕事も忙しいしリセットするしで精神的に限界な状態で帰宅し、泣き喚いて過呼吸

この様子を見ていた旦那はもう限界なのでは、と思ったようで、休職を勧めてきました。

でも、わたしは子供を産んで育休とって復職するという

自分が一度叶えられなかった輝かしい(叶えられなかったので当時はとても輝かしく見えていたのです…苦笑)コースを望んでいたので、

すぐには頷けませんでした。

 

そんなとき、大学時代からの友人の誕生日会がありました。

親友とも言える関係だと思っているので、辛くても行こうと思っていたのですが、

当日の打ち合わせを進める中で、

今自分が辛い状況にあることを正直に伝えました。

すると、とても親身に回答してくれました。

ひとりは自分が今まで辛いときに心理カウンセリングを受けていたことを打ち明けてくれて、

人によって合う合わないはあるけど、わたしはお勧めだよ、

とアドバイスをくれました。

 

自分ではどうしたら良いかわからなくなっているときには

本当にこういった経験談を踏まえた具体的なアドバイスがありがたいと感じました。

 

その後旦那と相談し、費用面のこともあるので社内で無料で受けられるカウンセリングに通うことにしました。

 最初はやはりカウンセリングというと敷居が高い気がしていましたし、

自分が病んでいるみたいで嫌だなと感じていたのですが、

受けて数ヶ月経ってみて、もっと身近に浸透すると良いと思うようになりました。

(海外では日本よりももっと浸透しているという記事をよく見るので…)

 

カウンセリングではこれまで気づかなかった自分の気持ちに出会えたり、

カウンセラーの言葉を旦那に共有してふたりで話し合ったり、

少しずつ気持ちの整理や自分自身を理解することができてきたような…

気がしていました。

というか、本当に進んではいたと思います。

けれど、流産から半年経ったとき(復職後満4ヶ月くらい)に

すごく大きなことに気付きました。

 

寝室に置いている骨壷を見ることができない、触ることができない

ということ。

旦那は薄々気付いていたようです。

そこの空間だけ「ないようにして」過ごしていることを。

わたしはその事実に気付かずに、ひたすら前を向こうともがいていたのですが、

ある日、自分で気付いてしまった。

「なんてひどいことをしてしまったんだ。」

と思いましたし、それと同時に旦那はたまに骨壷に話しかけたり撫でたりしていたことを知って

「わたしだけ、半年間前に進めていないのか。」

と落胆しました。

 

赤ちゃんってあったかくて柔らかいじゃないですか。

でも、わたしたちに残ったのは硬くて冷たい骨壷。

このギャップをどうしても受け入れられなかったし、無機質でなんだか怖かった。

 

この事実に気付いたあと、旦那とふたりで骨壷を撫でに行って話しかけて…

そのときすごく胸がスーっとしました。。。

次の妊娠も、焦らなくていいか、と自然と思えてくるようになりました。

 

そして次の妊娠が発覚

焦らなくていいや、と思った周期にめでたく妊娠することができました。

よく、ネット上で「焦らなくっていいやと思ったときに妊娠した」というコメントを見ていましたが、半信半疑でいたのが実際のところでした。

…自分もそうなるとは。。。苦笑

 

いざ妊娠してみると、やはり不安です。

病院に行く度にドキドキします。

毎回生存確認だなと思います。

現在妊娠4ヶ月(12週)なので、前回亡くなっていたと思われる14週まであと少し…

とても不安です。

しかも、つわりがひどくてまた会社をお休みしてしまっていて、

去年からお休みばかりで申し訳ない気持ちでいっぱいですが、

使える制度なんだし!とこればっかりは開き直るしかありません。

だって、自分の子供を抱きたいんだもん。

自分がどうしたいかが一番大事。

 

この選択に後悔はないです。