産休・里帰り中の心境

流産後の妊娠はその後順調に経過して、

夫の協力もあり(家事を料理以外全てやってくれました、ありがとう。)

何とか激務の仕事もこなしながら、無事に産休に入りました。

産休前最終日には、お世話になったカウンセラーからも

「もう大丈夫だよ!」と言っていただいて、笑顔で挨拶することができました。

 

表向きは笑顔でしたが、職場でお腹が大きくなることでいろんな方から声をかけていただくことで

(無事に出産して戻ってこれるだろうか…)という不安と常に戦っていました。

名前は決めた?準備は進めてる?なんていう普通の質問にも

「あんまり準備もできていなくて〜」と言い続けてあまり長話にならないようにしていました。

楽しみにしすぎることが常に怖かったので、そういう話題から距離をとっていました。

実際は夫とちょこちょこ準備したりしていたんですけどね。

 

でも、産休直前くらいからは「大いに期待して、万が一ダメだったら大いに悲しむのが一番だ」と思うようにもなってきました。

臆病者なので、まだまだ怖いなと思ってしまいますが、

ときどき、かわいい新生児を抱きしめている自分を想像できるようにはなってきました。

 

その後、里帰りで実家に帰って現在38週を迎えましたが、

もちろん家族(父母、祖父母)は全て知っているので、

「もうそろそろ陣痛くるかな〜?お腹下がってきたね」なんていう話はしますが、

それ以上にいろいろ言ってくることはないので精神的には助かっています。

 

 

流死産経験者として出産前に思うこと

「産む前よりも産んだ後の方が大変だから」という言葉はよく聞きますが、

正直、その言葉をまっすぐに受け止められたことはありません。

産んだ後、死なせてはいけないと熟睡できずに授乳をしたり様子を見たりすることの大変さはもちろんわかるのですが、

産むまでの時間が人一倍辛いと感じているので、今はあまりそういったことを考えられません。

まずは無事に産まれて欲しい、、その一心です。